開催中
アーティスト
東京琳派氏の作品を展示
8.1-
2024
田町駅
イラストレーター・画家として活動中の東京琳派氏の色鮮やかな作品を展示します。
東京のあちこちで人と出会ったり、すれ違ったり、また思いがけない風景に出くわす様子を再現するような作品を展示します。
作品紹介
「DP No.16 < End of summer >」
~作者コメント~
8月の終わりに少し遠くで開催された花火大会の花火が見えるように近くの水辺に向かいました。
しかし結局多くの人がいたためにあまりよく花火は見えず帰りました。
来た道を帰っていると、水上にかかる橋のシルエットとその奥の電子広告のネオンがとても強いコントラストを生み出していました。
遠くに眺めた花火よりも私はこの眩しいくらいのネオンの色彩が強く印象に残りました。
花火が生み出す光はみんなのもののように感じましたが、この人口的な眩しい光の空間はなんとなく自分だけのもののように感じました。
「SS No.3」
~作者コメント~
私には今この瞬間にも東京がだんだんとビビットに変化してるように感じられています。人、建物、商品のパッケージ、看板など、それぞれの色が混じりっ気のない、よりはっきりしたものとなり、他との違いを主張しだす。一方で、さまざまな場所でお互いが重なり合い、その重なったところからも新たな1つの表情を見せている。そんな様子が、真っ白な世界の中で色を1つ1つ当てはめるように構成されていくイメージが浮かび制作した作品です。
作家プロフィール
東京琳派
東京琳派は俵屋宗達などで有名な桃山時代の日本画の流派である「琳派」を私淑するアーティストが活動しているグループです。作品にメッセージ性や作家個人のアイデンティティを込めることを主とはせずに、「とにかくスッキリしたものを描く」ということを目標にして作品を制作しています。