開催中
喉元を過ぎるとき
by 松岡柚歩
5.1-
2024
高田馬場駅
正方形のキャンバスにアクリル絵具で格子柄を描き、その上から抽象的な形状をした色面を部分的に盛り付けることで、人の視覚の働きにアプローチする絵画作品を制作している。図柄や彩度と明度の高さから一見ポップなイメージを持つ作品は、重なりが作り出すレイヤーによって立体作品のような印象を持ちつつ、鑑賞者と絵画の関係性について再考させている。
作品紹介
outline(check#178) 2024 acrylic on panel 30.0×30.0×4.5
BECK’S COFFEE SHOP 高田馬場店内 (高田馬場駅早稲田口改札外)展示の様子
outline(check#159) 2023 acrylic on panel 116.7×116.7×5.5
作家プロフィール
松岡柚歩
撮影:岡はるか
1996年兵庫県生まれ。
2021年、京都芸術大学大学院修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻修了。
主な個展に、「outline」(WATOWA gallery/elephant studio、東京、2022)、
「ピースとホール」(haku kyoto、2022)。
主な受賞歴として、「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive賞(2021)、
「シェル美術賞2020」学生特別賞(2020)など。